M1 ドラッガーに学ぶ 成功を収める企業の考え方。

ドラッガー5つの質問 (山下純一郎 あさ出版)
『成功を収める企業とそうでない企業は何処が違うか』
『この問いを怠るとき、直ちに、事業の急速な衰退がやってくる。』

ドラッガー先生は世界的な経営学者・社会学者で数多くの書籍を残されました。コンサルタントとして仕事をするからには、私もドラッガーの書籍をいくつか読もうとしましたが分量の多さ・多方面にわたる圧倒的知見の広さ、含蓄を含んだ独特の文体から 読み進めることができず挫折しました。この本は、経営をおこな上での行動を決定する羅針盤・経営方針を策定するための基本となるとおもいます。興味のある方はご一読してみてください。


まえがきを、まとめてみます。

  • 『成功を収めてる企業は、我々の事業は何かを問い、その問いに対する答えを考え、明確にすることによって成功がもたらされている』(現代の経営)
  • 我々の事業は何かを問うとは、わが社の事業がどうあるべきかを徹底的に考え抜き、わが社のあるべき姿を明らかに知ること
    • 第1の質問 我々ののミッションは何か・・・何のための事業なのか
    • 第2.の質問 我々の顧客はだれか・・・誰を顧客とすべきかを明らかにする
    • 第3の質問 我々の顧客にとっての価値は何か・・・お客様にお応えするために何をやるべきか
    • 第4の質問 我々の成果は何か・・お客様に起こる良い結果に向けて働く人を方向付けしてくれる
    • 第5の質問 我々の計画は何か・・事業の存続と繁栄にかかわる重要なことに注意を向けさせてくれる。
      *全ての質問が我々で始まる⇒社長一人でない経営チーム全員で考え・取り組み・問を発し答えを共有しなければならない。(経営チーム全員が一枚岩にならずに成長はあり得ない。)
  • 経営者の仕事は今日の仕事をこなすことではない、今日と違う未来をつくること。
    『未来に何かを起こすには勇気を必要とする。努力を必要とする。信念を必要とする。その場しのぎの仕事に身を任せていたのでは未来はつくれない。』(創造する経営者)


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